お仕事・アルバイト

アルバイトとは、ドイツ語の働くarbeitenという単語から由来しており、 (ドイツ語でも日本と似たような意味を表す場合もあるみたいですが) 日本で、その独特の意味(時間単位でお給料をもらう仕事) へと変化しました。現在は、企業側もアルバイトで人材を集め、即戦力として 期待しています。

理由は、いたって明確で当然、正社員だと、税金以外に保健や厚生年金 (企業が半分を支払わなければならない。) 等の費用がかかってしまい、この不景気の 世の中企業側にとっては、かなりの負担となってしまいます。

そこで、このアルバイトというシステムの需要が増えたわけです。 僕自身もアルバイト経験はあり(今もしてるけど)色々な体験をしました。僕は、 それほど多くのアルバイトを行ったわけではありませんが、 それでも色々なことを学べました。それが、 身になっていると感じる事もあります。

例えば、レストランの厨房で働くと、料理を覚え、塾などで働くと、 相手に教えることを学べ、商店で働くと他人と接することを経験でき、 工事現場で働くと、力が備わり、派遣でどこかに行くと、度胸がつく。
それら、全てが必ず生きていくための手段になります。

現在、フリーターの数も増え、(定職に就かない人のことで、 英語のfreeが由来で、フリーつまり、固定していない、 決まった職に就いていないという意味と言う意味があります。) アルバイト人口も増えつつあります。

それに伴い、アルバイトに職種も多岐にわたり、一昔では考えられないような仕事もあります。 (選挙開票の手伝いや、試験監督、交通調査など) しかし、自分に向かない職業というのはやはり存在します。私は、販売というのはできません。
理由は分からないので、なんとなくという表現になってしまいます。
そこで、まず、自分にはどれが合っているのか、長続きしそうなのはどれか、
を考えてもらうため、私がバイト探しで調べた情報を公開していきたいと思います。 実際体験した物もあれば、話を聞いただけというのもありますが、参考程度にはなるかと思います。
  1. 教育系

    塾や、いま増えてきてる個別指導でのアルバイト、その他、英会話なども、この部類に入ります。
    英会話などはかなりの英語力を必要(TOEIC〜点以上など)とするので、留学や外大在学もしくは卒業 生ぐらいの英語力を持っている人にしか難しいと思われます。それに比べ、塾や個別指導はみなさんが 思っているほど、それほど難しいものではなく、大学に行ってさえいれば、大抵の所は雇ってくれます。

    大手予備校になると、雇用条件は厳しいと思いますが、地元の学習塾などは、簡単な試験(本当に簡 単です)で雇ってくれ、教えるのは自分の得意教科だけでいい(塾によってまちまちだとは思いますが) ので、気軽に始めることができます。

    先ほども言いましたが、僕が始めてやったアルバイトが塾でした。二年半ほど続 け、大学が忙しくなって辞めましたが、やはり、バイト中それほど困ることはありませんでした。塾や、個 別指導、家庭教師と言うとかなりの高給をもらえると、思っている人がほとんどだと、思います。
    確かに、他のバイトに比べ、時給は良いです。

    しかし、それは、授業時間だけしかお金は生まれず、準備や その他、諸々の雑用に関しては全くでないので、時給はよくとも、月にもらえるお金はおそらく他の仕 事とあまり変わらないと思います。しかし、それでも、体力的にはまだ、楽であり、待遇も良いのは事 実です。子供好きや教えることが得意な人はここから始めるのがベストだと、思います。プレゼン能力 やコミュニケーション能力などが備わるのは必須です。

  2. 接客・販売系

    コンビニやスーパーのレジ打ちや、商品陳列、レストランや居酒屋での接客(厨房は除く)など、 かなり多くのアルバイトがここに、分類されます。

    多くの人が経験していると思われるタイプで、(僕はないんですが)雇用条件の年齢層も幅広く始めやすいバイトです。
    研修期間は数時間から数十時間で、すぐに仕事につくことができます。

    内容もそれほど難しいものではないので、高校生や、中年の方 が、多いのが特徴だと、思われます。時間帯も自分に合った物を選べ、家庭持ちという方でも、始めや すいと思います。

  3. 派遣・登録系

    現在このタイプのお仕事やこれを、利用している企業も増え、これからも成長していくだろうと、 思われるタイプで、この特徴は何といっても、自分が暇なときや、急に時間ができたとき、電話一本で すぐ、仕事を回してくれるという他にはない、メリットがあります。
    (必ずしも、すぐあるというわけではないですが)一日単位で、仕事をするというのは、精神的にも楽で、自分が行きたいときだけ、 行くという、わがままをすることができます。

    学生や、定期的な職にはつけないという人には、お勧めです。
    僕自身、登録をしていた時期があり、色々な職種の仕事を回して貰いました。疲れる仕事もあり ましたが、中にはこんなんでいいの?という楽な時もありました。僕は、その派遣でためたお金で今、 使っているパソコンを購入しました。日給でもらえたりするので、働いたっという感じが味わえます。
  4. 資格系

    資格が必要になってくるアルバイトで専門的な知識が必要となってきます。情報誌で最近求人が目 立つのは薬剤師や看護士、介護士といった医療系の仕事が多く、やはり専門職である以上、待遇も良 いです。

    個性重視とさけばれていますが、やはり、資格持ちは強いようです。 薬剤師の免許を取ろうと 思ったら薬学部で六年間(2006年から薬学部が六年制に変わる)学び、その後、国家資格に合格しなければならず一般的なお仕事とは言えま せん。看護士や介護市(専門学校でもとれます)もしかり、やりたくても中々やれないのが現状です。

  5. 肉体労働系

    最近は、求人誌などを見てもさっぱり載ってません。あまり、若者がやりたがらないからでしょうか。 昔は、日銭を稼ぐといえば、現場での体力仕事だったんですが、今は、派遣会社が色々と代行してくれ ているからなのか、あまり、見ません。

    派遣も一種、肉体労働ですし、あまり、大きく区別する必要も ないと、思われます。交通整理や警備等のアルバイトもこの部類に入ると思うのですが、これは良く 見ますね。警備員になるためには、実は何時間か講習を受ける必要があるって知っていました?

  6. その他

    その他という分類をしたのは、他にもかぞえきれないくらいのお仕事があるからです。例えば、 在宅ワークや、交通調査(ある道路の一日の交通量などを調べる)など、あげれば、きりがないです。
    その他、選挙の開票のバイト、試験監督(かなり、バイト代もよく、はっきりいって楽です。悪い言い方をすれば、暇ってことだけど。 ただ、外に出回ることはなく、知り合いに頼まれてやるという以外は見つけれません) や、あまり、身近ではないものもあります。

    後、身近ではないものとして、治験(臨床試験のこと、悪く言うと人体実験)がありますが、あくまでもアルバイトではありません。
    新薬開発のため、治験に参加してくれることは非常にありがたいことです。 しかし、動物実験で安全性が確認されても、人と動物の薬物代謝など、異なる部分もあり、動物と 人とで同じ結果が得られるとは限りません。(つまり種差があるってこと) そういった事から安易な参加だけはやめたほうがいいと思います。
    しかし、治験にはメリットもあります。難病におかされている人や新しい薬に頼る他ない 人にとっては、新薬の効果をいち早く試せるという機会が得られる訳ですから、お医者さんとよく、 相談して参加するならば、僕は賛成です。お金をもうけるためではなく、治療の一種であることを、 頭に置いといてください。


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