株って?



株、つまり株式とは会社が発行する物でこれを出資者に買ってもらって会社運営に必要な資金を調達します。
こうしてできた会社を株式会社を言います。
そして株を買った人を株主と言って、株式を買った会社が利益を出すと、株式の数に応じ、配当金と言う形で 株主にその利益が還元されます。
(最近は、不景気のためか、あまり、利益還元を行わない所が結構あります。)
また、株主は年に一度の株主総会に参加をする権利が与えられ、直接、経営に口を出すことができます。 ましてや、株の量しだいでは経営の権利をのっとることだってできるのです。

その他、株主の特典は、株主優待があります。株主優待とはその企業独自に設けている物で、例えば、百貨店ならその割引券や商品をもらえると言った物です。決算時に株式を持っていれば たとえ一日でもこの株主優待をうけることができます。この株主優待はうまく使えば、非常に便利で、私自身もこの制度だけは利用しています。
私が思うに株で、得をしようと思ったら株主優待だけでも十分かと思います。
ただ、銀行に預けておくよりは、資産を株という形に変えて運用するというのは非常に有効な手段だと思いますし、私もその点に 関しては、お勧めします。それに、株主総会は出るだけでも、いい勉強にもなりますし。

しかし、デイトレーダー(株の売り買いを商売とする人)を目指すとなると話は別です。
確かに、短時間でかなりのお金を稼いでいる人もいます。 でも、そういう人は本当によく勉強して、売り買いのタイミングをよく理解している人で、非常に稀です。
株取引は時間との戦いです。一瞬でもタイミングを見誤ると、大きな損失が待っています。
少しでも、下がるような気配があったら即売らないと、また上がるかなといってまっていたら大きなダメージをこうむります。 逆に言えば、スパッと決断できる人には向いているかもしれません。(まあ、短期向きなのかな) 上がり株をみつけるコツなんですが、新聞をよく読むこと。(その会社について調べるのは当たり前ですよ)
ここ最近、液晶テレビの出荷量が増えていますが、では、液晶テレビを出荷していう会社の株が狙いめかといえば必ずしもそうではなく それを生産するのに必要な部品を製造している会社が・・・という風にほりさげて考える必要があります。
実は、現在、液晶パネルに必要な金属インジウム(In:周期表の5周期、13属元素)が不足しているのです。 このインジウムは亜鉛生成過程でできる副産物で、ほとんどが携帯やテレビの液晶に使用されています。
しかし、ここ最近の需要増に伴い、絶対量が足りなくなってきている。
では、ここから考えることは、当然、その金属を製造している元やその金属のリサイクル会社って?という風にどこまでも 広がるでしょう。

とまあ、この話はここまでにして、私は、それほど勉強もしていないし、運もありません。
信用取引(お金をかりて、行う取引、通常よりも多額のお金を動かせ、利益は大きくなるが、その分リスクも大きくなる)などハイリスクなことは 正直、小心者の私はやる度胸はないですし、かといって通常の株によるキャピタルゲイン(株価があがったときそれを 売れば、買ったときよりも高値で売れますね。その差額のことを言います。)でさえも、やろうとは 思いません。

よく、株で設けたという話を聞きますが、誰かが設けるってことは損している人間なしには、語れない のですよ。
かといってみなさんの意欲をそそいだりはしません。あくまでも自己判断でお願いします。

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