ニートについて真面目に考えました



最近、色々なNEWSが気になるようになしました。前は、政治なんてなんの興味もわかなかったのに、 今では、新聞中で、〇〇党がどうだ、というのを読むようになりました。(成長したのかな〜)
そして、最近、興味があるのがこのニート問題です。

NEET(ニート、英語の略で、Not in Education Emplomeny Traing)とは、 単純な日本語訳だと、学校にも行かず、働いてもおらず、その訓練も受けていない人 のことを意味しています。曖昧な定義であるので、家事手伝いはどうなのと言われれば、その人の状況によりけりです。 この言葉はイギリス生まれだそうです。(ってことはイギリスにもそういった人達がいるのでしょうか?)

働いている人にとって、このニートという存在はあまり良いイメージではないかもしれません。
単純な話、所得税や年金(親が払ってるかもしれないけど)等を払っていないわけですから。

私も、始めは堕落してるんだなあ、なんて表面しか見てませんでしたが、テレビ番組の特集で その裏にある影の部分を見て、誰しもがそういった状態に陥る危険性があることが分かりました。 人のもろい部分がただむき出しに、そして傷ついた状態。うつ病に近い物を感じました。 しかし、うつ病はれっきとした病。 要因は様々でも、病状は神経伝達物資であるノルエピネフリンやセロトニン不足、もしくはその働きが弱いことに よりおこる病。薬で十分対処できます。

しかし、ニートは病気ではないからよけいにやっかいなのです。 しかし、私自身、実はこういった人達に気持ちが分からないでもありません。

人に気をつかい、人から嫌われず、人と深く関わらず、つまり、悪い人間ではなく、良い人が こういったニートという形に収まってしまうことが多いようです。(この点はうつ病の発症とも類似しています。)

私も、人に気をつかいます。(まあ、つかわない人はどうかと思いますが) 人に良くみられたくて、人の嫌がることはしません。嫌なことがあれば、二日ぐらいは悩みます。
頼まれたら、正直断るのは苦手です。(まあ、無茶苦茶な頼みは断るけど)
しかし、私は引きこもることなく、社会に出ています。違いは何か?本人か?環境か?
おそらく、環境ではないでしょうか?人の性格を形成するのは三割が自身で、残りが周りの環境。 つまり、その人を見れば、育った環境が分かるという訳です。

環境次第で私は私じゃなくなる。別の人間になっているはずです。

恐らく、顔も体も今の状態ではないでしょう。いやはや、怖いですね。
そして、私の考えなのですが、おそらく何かのきっかけさえあれば(環境や立場が変われば)また外にも出れるようになると 思います。
そして、なによりも本人の強い意志が必要です。自分から変わろうとする意思がなければ、 周りがどんなに努力しても、無駄なことは誰もが分かることです。
まず、強く思う。それから、変わった自分を想像する。そして、人の協力を得てでも現実に向け動く。 社会に接点を持つというのをよく耳にします。それには働くのが一番だと、言う人がいますが、 私には分かりません。しかし、働くのは決してためにならないことだとは思いません。 昔、アルバイトをしていた時、入ってすぐに辞める人が何人かいました。
その頃は、根性ないなあ、なんて 思いながら、働いていたのを覚えています。

その頃は、塾講師をやっていたので、それほど入れ替わりは激しくないにしろ、それでも数名はいました。 私は、二年半そこで働いて、学校が忙しくなったので、辞めました。

二年半もやれば、教え方も上手くなるし、知識もつく。子供との接し方や、授業を円滑に進めるための授業計画の立て方など 将来役に立ちそうな(?)経験をさせてもらいました。

その間にも色々なバイトをしました。そこで、色々な人と知り合いました。高校を卒業して、すぐに働いている人や フリーターの人、少し複雑な事情のある人などから話を聞くだけでも、沢山の物が得られました。バイト代よりも大きい物が。
若い頃の苦労は買ってでもしろと言いますが、今は、苦労してお金ももらえるなんて一挙両得じゃないですか。 次のページで、どういった職種があるのか、そして、それを参考にしてもらって脱ニートが最終目標ではなく、 自分に自身を持てる人間を目指して欲しいです。そして、私自身も。


トップに戻る アルバイト比較